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広島の建築会社       道建設(たおけんせつ)の  スタッフが皆で書いている ブログです。


by taoken18
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結露講座


髪が伸び過ぎてます。切りたいんですが、休みの日は何かと忙しい日々です。
月曜日のブログは北浦です。

昨日、八本松のお客様から内装工事のご契約を頂きました。
6月初旬に着工・完工します。


今回の工事は結露対策の内装工事です。

寒い地域なので冬の間は窓の結露がひどい様子なのです。
結露により、壁やクロスの天井にカビが生えることもあります。
結露は建物のためにも健康のためにも良くないので、対策をとる必要があります。

【結露対策】

まず、結露のメカニズムを簡単にご説明します。

結露は湿度と温度差によって生じます。

空気中に含まれる湿気(湿度)は温度によって飽和水蒸気量が異なるのです。
温度が高いと、空気中にはたくさんの水分が漂うことができ、
温度が低いと、空気中に漂っていられる水分の量も減ってきます。

温度が高いときに空気中にあった水分が、室内の温度が下がった時に
空気中にいられなくなった水分が水滴になって窓や壁につくのが結露です。

だから、部屋の中でも温度が低くなる部材(窓ガラス、アルミサッシなど)に
結露が生じるのです。

室内にガラスコップを置いておいても結露はしませんよね?
そこによ~く冷えたビール(お茶でもいいんですが)をつぐと、ガラスコップの表面が冷えて
その回りの空気中の水分が水滴となってコップにつきますよね?
あれと同じ現象が窓で起きているのが結露です。


ということで、
・空気中に水分が減れば良い
・温度差が生じなければ良い




原因がわかったところで対策を練りましょう。

まず、一番簡単な方法は換気です。
窓を開けて換気をすると、室内の水分を含んだ空気は入れ替えられ、
外部との温度差もなくなります。
内と外が同じ湿度、温度になれば結露はしません。

…でも寒いですよね。


では換気の方法を考えてみましょう。
換気扇を取り付けて、効果的に室内の空気を入れ替えてあげる方法があります。
タイマー式やセンサー式のものなどを駆使して、
生活に便利な換気方法を取り入れる事ができます。


続いて、湿度を抑える方法です。
高湿度の原因は様々ですが、例えば…
燃焼系の暖房器具(石油ストーブ、ファンヒーターなど)を使用している
キッチン、洗面室など室内で水を使う
寝室として使用している(人の吐息にはたくさん湿気が含まれます)
など、それぞれの住まわれ方によって色々考えられます。
建築的に湿気を抑える方法として調湿建材というものがあります。
過湿状態では湿気を吸って、乾燥してくると湿気を吐き出す材料です。
木(無垢材)もそうなのですが、最近では各建材メーカーからも高機能の調湿建材がでています。
壁や天井の仕上げ材として室内に貼る材料や、左官仕上げの珪藻土もそうです。
これらの仕上げ材料を使用すると、室内の湿度を下げることができます。


そして、温度差を少なくする方法です。
断熱材や断熱工事は様々ですが、壁内に断熱材を入れ直す為には
一度既存の壁を壊す必要があります。
工事としては数日で済む(規模にもよりますが)工事なので、
断熱リフォームとしてご提案するには効果的で良いのですが
室内の荷物を全て移動したり、隣接する部屋への埃などの配慮も必要です。

そこで、もっと簡単工事で、効果的な断熱方法があります。
このブログでも何度か登場したインナーサッシです。

既存の窓の枠に取り付けるだけですので、
窓の前に人が立てれば施工できますし施工時間も短くて済みます。
そして、窓の断熱対策というのはとても効果的なのです。
壁は断熱材も入っていますし、厚みも10~12cmあります。
窓は数mmのガラス1枚です!(ペアガラスのお宅は除く)
こいつは冷えますよ~!


というわけで、上記の以外にも調湿、断熱の方法はまだまだありますが、
それらを組み合わせて、臨めば結露は抑えられるのです!

今回のブログはとても真面目な話をしました。

…あ、これ寒い時期に書けばよかったですね。
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by taoken18 | 2008-05-19 20:51